2024パリ・2028ロサンゼルスオリンピックに向けて、復活して欲しい男子マラソン界。
今回は、初マラソンに挑戦する有望な若手が、まず目指す初マラソンの歴代記録を紹介します。
男子初マラソン歴代記録
1位:2.06.18 平林清澄 (國學院大) 2024 大阪🆕
2位:2.06.45 西山和弥(トヨタ自動車)2023 大阪
3位:2.06.53 池田耀平(Kao)2023 大阪
4位:2.07.31 星 岳 (コニカミノルタ)2022 大阪びわ湖
5位:2.07.42 作田将希(JR東日本)2021 びわ湖
6位:2.07.47 西山雄介(トヨタ自動車) 2022 別大
7位:2.07.52 浦野雄平(富士通)2022 大阪びわ湖
8位:2.07.54 足羽純実(Honda) 2021 びわ湖
9位:2.08.10 山下一貴(三菱重工) 2021 びわ湖
10位:2.08.12 藤原正和(中央大学)2003 びわ湖
11位:2.08.13 土井大輔(黒崎播磨)2021 びわ湖
12位:2.08.30 吉田祐也 (青山学院) 2020 別大
13位:2.08.30 古賀淳紫(安川電機 2022 別大
14位:2.08.38 岸本大紀(GMOインターネットグループ)2023 別大
15位:2.08.48 武田凜太郎(ヤクルト)2022 大阪びわ湖
16位:2.08.51 中西亮貴(トーエネック) 2022 別大
17位:2.08.53 森下広一(旭化成)
18位:2.08.53 久保和馬(西鉄)2021 びわ湖
19位:2.08.59 小山直城(Honda) 2022 東京
20位:2.09.03 尾田賢典(トヨタ自動車)
21位:2.09.07 聞谷賢人 (トヨタ紡織)
22位:2.09.12 森田知行(カネボウ)
23位:2.09.17 赤﨑 暁(九電工) 2022 別大
24位:2.09.18 山本翔馬 (NTT西日本)
25位:2.09.18 細谷翔馬(帝京大学)2022 東京
※所属は当時
2024年の大阪マラソンで、國學院3年生の平林が、学生新記録、初マラソン歴代1位で優勝。
2023年の大阪マラソンでは、社会人2年目の西山・池田のライバル同士が、当時の初マラソン歴代1位、2位を達成。
4位は、2022年の大阪びわ湖マラソンで、帝京大学出身社会人1年目の星が、山下・浦野との死闘を制し、当時の初マラソン歴代1位記録達成と同時に優勝を飾りました。
歴代5位は、鈴木健吾の日本記録とサブ10が42人も出た最後のびわ湖毎日マラソンで創価大出身の作田将希です。
同レース走った、足羽純実(Honda)、山下一貴(三菱重工)も、従来の初マラソン日本記録を破りました。
一気に破られた元1位は、現在中央大学の監督藤原正和が中央大学時代に琵琶湖で出した2時間8分12秒です。相当優秀な記録です。この記録を出して、世界選手権の代表にも内定したのですが、怪我で出場できず。残念でした。その後数年、記録的には低迷を続けますが、2010年の東京マラソンで優勝したことをキッカケに一気に復活しました。
17位は、バルセロナの銀メダリスト森下広一。別大で中山竹通とデッドヒートした結果出た記録です。現在はトヨタ自動車九州の監督です。
20位は関東学院で箱根を沸かせた尾田。社会人になってから、ずーとトラックで勝負をしてきましたが、30歳の時に東京マラソンでマラソンデビュー。2時間09分03秒という記録で走り4位に入賞し、同年開催の世界陸上大邱大会男子マラソン日本代表に選出されました。
今では圏外になってしまいましたが、2017年の東京マラソンで設楽悠太は、前半からキプサングらケニア人の作るハイペースについていき、前半を61分30秒で入るというレースを展開。流石に後半は垂れましたが、物凄く将来を感じる初マラソンでした。
関連記事:2017東京マラソン好記録連発!
関連記事:大迫傑、2017年ボストン・マラソンで快走!
女子初マラソン歴代記録
1位:安藤友香 2:21:36
2位:坂本直子 2:21:51
3位:松田瑞生 2:22:44
4位:関根花観 2:23:07
5位:渋井陽子 2:23:11
6位:小崎まり 2:23:30